●総合学習の紹介
雨水貯留施設の説明2
なぜ必要なの?
- 私たち人間は、自分たちの快適な生活のために、自動車を作ったり、大きなショッピングセンターを作ったり、また立派な家を建てたりしてきました。その結果、道は砂利道から舗装道路へ、ショッピングセンターには大きな駐車場、田んぼや畑だったところにはショッピングセンターや立派な家が建ち並び、「自然なままの地面」というものがどんどん少なくなってしまいました。「自然なままの地面」は降った雨を自然に受け止めてゆっくりと川や地下へ戻していきます。では「自然なままの地面」ではない、建物や駐車場、道路などに降った雨はどうなるのでしょうか?
- 染み込む先のない雨水は、町の中の低い所=道路に集まってきます。道路には所々下水道へつながるマスが作ってあるので、集まってきた雨水はそのマスから下水道へとどんどん流れ込みます。またそのまま川へ流れ込む雨水もあります。
- 下水道にも能力の限界がありますから、その能力を超えた大量の雨が降ると、下水道に流れきらない雨水が溜まって道路が洪水になったり、下水道処理施設から流れ出す川の水質に悪影響を与えたりします。
- 一気に降った雨は集まって一気に流れ出すことになるので、川が増水し堤防の決壊など河川災害を引き起こす原因にもなります。
- そうならないためには、下水道へ一気に水が集まらないようにすること、そして少しでも地中へ水を戻すこと、が大切になります。
- そのために、雨水を一時的に貯める施設や、雨水が地中へ浸透する工夫がいろいろな所でされていますが、そのひとつとして雨水を一時的に貯めて同時に少しずつ地中へも浸透させるために作られるのがこの「雨水貯留施設」です。(もっと大きな施設で、雨水を一時的に貯めることに特化した施設もあります。)